今回はブルネイの民族や宗教について書きたいと思います。
参考:http://2016.borneobulletinyearbook.com.bn/files/assets/basic-html/page-42.html#
ブルネイの人口41万1,900人のうち、66%がマレー系、10%が中華系(華僑)、24%がその他となっています。
マレーシアよりもマレー系の比率が高いです。
「その他」のカテゴリは、ドゥスン、イヴァンなどのボルネオ島先住民族や、フィリピン人、インドネシア人、その他外国人が含まれます。
マレー系が過半数を占めるブルネイでは、国教としてイスラム教(スンニ派)が信仰されています。
イスラムの王国ですから、スルタンが国王、国王がスルタンというわけですね。
現国王は第29代スルタン、ハサナル・ボルキア国王(His Majesty Sultan Haji Hassanal Bolkiah Mui'zzadin Waddaulah)です。
御年70歳、来年2017年10月で、戴冠50周年を迎えられます。
バンダルスリブガワン市内式典広場にて。国王誕生日パレードの装飾。 |
ブルネイの国是は「マレー主義、イスラム国教、王政主義(Melayu Islam Beraja)」で、国民の暮らしもこれに基づいていると言えます。
国内の至る所に礼拝所(モスク)があり、1日5回のお祈り、金曜の集団礼拝、またイスラム暦による断食(ラマダン)や犠牲祭など宗教行事が行われています。
オマール・アリ・サイフディーン・モスク。毎日5回、ミナレットと呼ばれる塔からアザーンが聞こえる。 |
もちろん中華系やその他の民族のなかには、仏教徒やキリスト教もいますので、それらの人々に対する信仰の自由は保証され、バンダルスリブガワン市内には中国寺院や教会もあります。
市内キアンゲ地区にある中国寺院。中国正月の際は大変賑わう。 |
ブルネイの民族と宗教について、なんとくなくでもお分かりいただけたでしょうか?
それではまた。Sampai jumpa lagi :)
0 件のコメント:
コメントを投稿