2019年3月17日日曜日

ブルネイ旅行者の救世主!配車サービスアプリ「Dart Brunei」

Terima kasih(ありがとう)!

去る3月15日はロイヤル・ブルネイ航空の成田定期便が無事に就航し、早速沢山の日本の方々がブルネイにいらっしゃいました✨
Instagramのストーリーでも記念式典の様子などシェアしましたが、またブログにもまとめたいなーと思っています♪


今回は、ブルネイ独自の配車サービスアプリ「Dart Brunei」について紹介します。



海外在住の方や旅行者の皆さんにとっては、Uberや東南アジアで強いGrabなど、スマートフォン・アプリを使った自動車配車サービスは既にお馴染みかと思います。

以前の投稿でも書いた通り、ブルネイにはタクシーの登録台数が約45台程度しかありません。
電車も走っていなければ、バスも複雑で何時に来るかわからないし…という非常に旅行者にとっては移動が難しい国です。

そこで大手通信会社Progresif Celluar社のスタートアップが開発したのが、「Dart」です。
政府の認可も降り、2018年より本格的にサービスが開始されました。

Dart公式ホームページより引用



以下、サンプル画像を用いながら簡単に使い方をご紹介♪


まずはアプリをダウンロードして、メールアドレス、電話番号などの会員登録をします。

アプリを起動し、白枠の部分を選択しピックアップ場所の設定をします。GPSをオンにしていれば現在地が表示されるので、Use current locationを選択。検索機能がついているので、ピックアップしてほしい場所を検索して選ぶこともできます。完了したらSet Pick-upをクリックして次へ。




次に目的地を選択。目的地の名前や住所を入れると簡単に見つけ出せると思います。ドロップオフ先の設定が完了したら、Set Drop-offをクリック。


するとChoose your serviceのポップアップが出るので、利用したいサービスを選択します。
上から順に、
Dart Car (4名までの乗用車) 片道の料金
Dart XL(6名までの大型車) 片道の料金
Dart Around ... 1時間借り上げの料金(車種は不明)
Metered Taxi…メータータクシー利用の際の片道料金(目安)



(私が個人で利用した際のスクリーンショットを集めたサンプル画像なので、目的地などが上の画像とは異なっています。ご了承ください!)

例えばRadisson HotelからUBD(ブルネイ大学)を検索した際は片道B$5となってました。だいたい15分ほどの距離になります。時間帯や混雑状況によって金額は変動すると思われます。

利用するサービスをクリックすると、近くのドライバーを呼び出し中の画面になります。
場所や時間帯によると思いますが、この画面で2-3分待つこともありました。



無事にドライバーさんが決まり、Driver on the way to pickupの表示とドライバーさんの情報が表示されます。顔写真と名前、車種(トヨタのVIOS)そして車両ナンバーが出てます。
緑の電話マークをクリックすれば音声通話もできます(別途通話料金発生)。




ドライバーさんの位置情報も見ることができます。サービス内容はほぼGrabと同じですよね。



ブルネイではWhatsAppというメッセージアプリが主流(LINEはあまり使いません)なので、DLしておくと、待っている間ドライバーさんからメッセージを受け取ってやりとりすることができます。
(位置情報が見えるのであと何分か聞く必要はなかったのですが、念のため聞いてみました。メッセージの英語は適当なのでスルーしてください。笑)



実際に乗車した時の写真などは撮りませんでしたが、基本は車体やフロントガラスにDartの黄色いステッカーが付いているので見つけやすかったです。
車の色まで分かれば便利だなーと思ったりもしますが。笑

ドライバーさんの多くは、私のアカウント名で日本人だとわかったみたいで、車中は日本に旅行した際の思い出とかを話してくれました。女性のドライバーさんも多く、安心だと感じました。


チップの必要もありませんので、アプリで設定された金額を現金(B$)で支払って終了です。


Dartアプリのメニュー画面から、支払い方法を変更したり、利用履歴も確認することができます。



Dart Creditなるものがあり、プリペイド式のようなものだと思うのですが、現金で払った方が楽かもしれません。ブルネイ・ドルかシンガポール・ドルの現金をお持ちくださいね。
利用後は領収書が自動的にメールで届くようになっています。


市内中心部で10−15分の移動であれば料金はこんな感じですね〜タクシーよりはお安いような気がします。ドライバーさんもほとんどが英語が話せるはずなので、サービス的には大差ないかな。


ドライバーさんが到着するまで、市内中心部にいましたが結局10-15分は待ちました。それもピックアップ場所や時間帯によりけりだと思います。タクシーをホテルのフロントなどで呼ぶのとそう変わらないかもです。


カスタマーケアの画面から、タクシーの料金表も見ることができました。


以下ご覧の通り、タクシーは料金設定が細かいんですよね。Dartの金額はシンプルでわかりやすいかな。




また冒頭に貼り付けたFacebookの動画にもありましたが、失業率の高いブルネイで主に副業としてDartドライバーになる人が増えており、登録台数が50台にも登っているそうです。

あっという間にタクシーを超えてますね。これからの伸びに期待できそうです😚

DartのInstagramはこちらになります。



ここまでDartとの使い方と、個人的なタクシーとの比較もいたしましたが、
Dartを使用してスムーズに移動するために最も重要なものがあることに気づきました!

当たり前ですが… データ通信環境です!
海外ローミングをするか、ブルネイのSIMカードを買うか。。

前回の投稿にも書きましたが、空港の到着ロビー(入国後)に旅行者向けのSIMカードが売ってますので、そちらで購入するのが手っ取り早いかと思います。

次回は旅行者向けSIMカードの情報について紹介する予定です☝️

それでは、また👋!
Sampai jumpa lagi~!


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