2019年5月6日月曜日

ブルネイのラマダンは5月7日からー旅行前に知っておくと便利なこと。

Selamat berpuasa!  Ramadhan Kareem! (断食月おめでとう!)



今日でGWも終わり、思い出に残る平成の締めくくりと令和の幕開けを過ごせましたでしょうか?
社会復帰が大変なんて話も聞きますが、気持ちのいいスタートを切れますように✨


今年もこの季節がやってきました、イスラム教の断食月「ラマダン」です。

イスラム暦の1年は354日なので、毎年11日ほど早まっていくんですね。

多くの国では、カレンダー通り本日2019年5月6日(月)よりラマダンが始まりました。

一方ブルネイでは、独自に新月の観測を行なっており、昨夕は月が見えませんでした。


したがってブルネイのラマダンは明日2019年5月7日(火)から始まります。

ラマダン期間中のルールは、以前こちらのブルネイ旅行Tipsの記事にも書きましたが、

日中は非イスラム教徒であっても、公共の場(レストランを含む)で飲食をすることができません!

そのため、日中は持ち帰り可能なレストラン等で購入し、ホテルの客室内など個人の空間でお食事する必要が生じます。


ホテルの朝食に関しては、各ホテルによってルームサービスになったり、非イスラム教徒(※)向けに個別の会場を用意しているところもあるようです。

(※便宜上、断食をしない=非イスラム教徒としていますが、イスラム教徒であっても、妊娠中や月経中のムスリム女性や断食を始める年齢に満たない子ども、病気などで断食ができない人々もいますので、念のため)

またラマダン期間中は、多くの飲食店が営業時間を変更します。

マレー系のレストランの殆どが午後過ぎまで閉まっており、それ以外のチャイニーズ系のお店やファストフードなどは持ち帰り向けにオープンしています。







Anjung Saujana Restaurantさん(@anjungsaujanarestaurant)がシェアした投稿 -

(↑こちらはブルネイ国際空港チェックインカウンター周辺のお店ですが、午後5時半まで一切営業してないみたいです。空港内でも非イスラム教徒が食事できる場所が用意されるはずなので、見つけたら後日シェアしますね🙆‍♀️)

ガイドブックに載っているようなお店の多くはFacebookやInstagramもやっているので、営業時間などを事前にチェックしておくと安心かと思います。不安な方はホテルのスタッフなどに確認してもらうといいです。

お昼頃まではちょっと不便に感じるかと思いますが、午後2時過ぎごろになればマーケットなども賑わってきます。

過去の記事ではナショナル・スタジアムのラマダン・ストールを紹介しましたが、旅行者の皆さんにはガドン地区のナイト・マーケットがアクセスしやすくおすすめです🤗
(日没前はその場で食べたりできませんが、お持ち帰りしてみましょう!)






ラマダンに関する過去の記事はこちら:

午後早くから賑わうマーケット以外にも、日没と同時にスタートするスンカイ(Sungkai: 他の国ではイフタールなどと呼ばれます。マレーシアなどではbuka puasa)や、真夜中の食事サフールなど、むしろラマダン中にしか味わえない独特な面白さがあります。

学校や職場なども時間短縮され、社会や経済が停滞する感じもしますが、
イスラム教徒の方々にとって神聖な一ヶ月間 (holy month)ですので、敬意を払いながら過ごしていきたいものです。


スンカイやサフールの様子は今年もブログとInstagram (Facebook)で紹介していきます😋

地球の歩き方Platブルネイ、お友達が早速日本から買ってきてました♬

雨季に入ったかと思えば、今日はとにかく暑かった。。。☀️💦

旅行者の皆さんはラマダン中も水分補給などこまめに(ひっそりと)行って、
快適にお過ごしくださいね🥛

それではSampai jumpa lagi!

価格:1,404円
(2019/5/6 19:15時点)
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2019年4月12日金曜日

待望のブルネイ単独ガイドブックが発売!ー地球の歩き方Plat 22 ブルネイ

こんにちはー!

日本では桜が満開になったと思えば、つい先日はかなり冷え込んだみたいですね☂️。

こちらブルネイでは相変わらず猛暑が続きますが、ここ最近は少し雨も降り、ちょっと嬉しい気持ちです。


ロイヤル・ブルネイ航空(RBA)が成田便を運航して早一ヶ月、日本から沢山の旅行者の方に続々とお越しいただいているようです。



A320neoのスペシャルマーキング(特別塗装)機が初便で使用され、その後も毎便ではないようですが定期的に飛んでいるようです🤗

またブルネイからも、桜のシーズンに合わせて日本に行かれた方が沢山いらっしゃるようで、先日RBAの方にお話を伺ったら、往路(ブルネイ−成田)は毎便ほぼ満席だよーなんて言ってました🌸。



さて、今回は嬉しいお知らせです!

来週4月17日(予定)、初のブルネイ単独ガイドブック「地球の歩き方 Plat 22 ブルネイ」がダイヤモンド社から発売されます!

(楽天商品ページより引用)

出版社HPによると、地球の歩き方Platは「72時間で目一杯楽しむ」をコンセプトに効率よく旅するための情報をギュギュッと詰め込んだ、地球の歩き方ガイドブックのコンパクト版とのことです。


価格:1,404円
(2019/4/12 16:01時点)
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コンパクト版とはいえ、128ページまるまるブルネイの情報だなんて!これはかなり濃密な内容になっているのではないでしょうか〜


(これまでブルネイは「地球の歩き方 D19 マレーシア ブルネイ」として、マレーシアの最後にちょこっと載っているだけでした)

価格:1,836円
(2019/4/12 16:10時点)
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Platの目次を見てみましたが、熱帯雨林やマングローブ林といったボルネオ島の大自然を中心に、水上集落などバンダルスリブガワン市内や郊外のエリア情報、7つ星(!)と言われるエンパイアホテルの楽しみ方、ブルネイの知られざるグルメ情報など大変盛りだくさんで、私も早く届かないかなぁとワクワクしております!

かつて日本のテレビ番組で「日本人が99%行かない秘境」と取り上げられたこともあるほどのブルネイが、ぐっと身近になりましたね🌺

成田からの飛行時間も5−6時間と短く、さらに今年の6月からは・水・金・日の週4便になりますし🎊



先日朝のテレビ番組でも紹介されており、これからますます注目してもらえそうで嬉しい限りです🤩

PlatはAmazonでも購入可能です。この機会にぜひ〜!


最後に。ブルネイ旅行を検討されている方からたまに質問をいただくのですが、ブルネイ籍の飛行機内ではアルコール類の提供がないこと、また自分で持ち込んだアルコール類を機内で飲むこともできませんので、そこは注意が必要です。


先日イスラム刑法(シャリーア)の第二段階が施行されましたので、非イスラム教徒であっても渡航の際は日本大使館のホームページなどで注意事項をよくご確認くださいね。

さらに来月5月初旬からは断食月(ラマダン)も始まりますので、旅行者の皆さんに訪問国のルールや習慣をご理解いただきながら楽しい旅になるよう、微力ではありますが引き続き情報発信をしていきます〜🙋‍♀️



最近は乾季のためか、一段と夕日が綺麗ですよ🌅✨ぜひお見逃しなく〜!


それでは、Sampai jumpa lagi!

2019年3月22日金曜日

ブルネイの旅行者向けSIMカード2019最新情報

こんにちはー!

今日はブルネイを旅行される方々が気になっているであろう、
旅行者向けのSIMカードについて紹介したいと思います。

お仕事などで海外に行かれる方は、モバイルWi-Fiをお持ちになることが多いと思いますが、個人旅行などでは現地でSIMカードを購入して使われる方も沢山いらっしゃるでしょう。

ブルネイでも旅行者向けのSIMカードが数年前から販売され始めました。

国内には大手の通信会社が3社ほどあり、現在そのうち2社は携帯電話回線事業メインです。

ひとつがDST社、もうひとつはProgresif Celluar社になります。

(3社目はTelBruといって、そちらは固定電話とインターネット回線事業がメインです。)

まずDSTのほうから。
到着ロビーに出ると奥側にあるのでちょっとわかりにくいかもですが、紫と緑のロゴでわかると思います(旅行情報サイトTRIPPING!の3年前の記事とは場所が変わってます)。





旅行者向けのSIMの名前は「Easi Tourist」(イージー・ツーリスト)というものです。
プラン内容はDSTの公式ホームページを参照いただければ見やすいかと...思ったのですが!
店頭で説明を聞いてみたら、若干パッケージ内容が変わってました!!!


もともとEasi TouristのSIMカード自体が15ブルネイ・ドル(以下B$)、そして音声通話やデータ通信はプリペイド式となっていました。
使う分だけクレジットをTop-up(プリペイドカードを買って、お金を入れること)するのが面倒ということもあり、1GBのデータ通信とB$5分のクレジット込みでB$25、3GBでB$35というパッケージだそう。

それ以外に1日あたり20C(20ブルネイ・セント)が差し引かれていくという仕組みのようです。
データ容量が足りなければ、別途データ通信用のプリペイドカードを購入することもできます。

プリペイド式に慣れていないと、ちょっとわかりにくいかも〜?


お次はProgresif社。
こちらは、到着ロビーを出口に向かって歩けば左手側にあり、見つけやすいと思います。
(到着ロビー自体とっても小さいので、見つけやすいも何もこの2社しかありません。笑)



ProgresifのVisitor Plan(ビジタープラン)もリニューアルされた新しいプランです。
上記リンクもご参照ください。



7日間B$25で国内での音声通話・テキスト・データ通信が無制限ってなかなかですよね✨!!
国際電話(10分)とテキスト(10件)も制限ありですが、パッケージになっていて安心です。



こんな感じで沢山売ってました。

実はDSTの店舗はEasi TouristのSIMが品切れで、空港から車ですぐのAirport Mall支店に行ってくれと言われ…(さきほどシェアした3年前の記事と同じ状況😭笑)

 尚更Progresifのほうが手っ取り早い!!← 決して回し者ではありませんよw



同じProgresif系列ということで、先日シェアしたDartも宣伝されていました。
ちゃんと日本語表記も付けてくれていて、親切ですね。

ブルネイ在住者としてはDSTのプランやサービスのほうが慣れていますが、旅行者向けだとProgresifに軍配が上がりました(個人的な見解です)👏

どちらの通信会社も市内にいくつか支店がありますが、空港かその周辺店舗で入手しておくのが一番安心ですね♪

ちなみにブルネイ国際空港のなかにはTelBru社のフリーWi-Fiがあり、1日30分のみですが利用可能です。上記リンクのFree Wi-Fiというところに接続方法の記載があります。
名前、電話番号、国籍などの入力が必要で、一度繋ぐと24時間経たないと再接続はできないようになっています。

空港以外でもTelBruフリーWi-Fiスポットが国内に数多くあるみたいなので、探してみてください(上記リンク内の地図は、フリーWi-Fi以外のネット回線契約者向けのホットスポットも混ざっているのでご注意を)。

ブルネイ国内ではほとんどのホテルが無料(たまに有料又はデバイス数に制限あり)で宿泊者用のWi-Fiを提供してますし、レストランやカフェでも利用客へフリーWi-Fiを設けている場所も増えています。

ただ、Dartやタクシーを使って移動したり、一緒に旅行される方などと連絡を取り合ったりと、SIMカードがあればスムーズに移動・観光できてやはり便利かと思います。


今後もSIMカードやWi-Fi関連の内容は適宜アップデートしていけたらと思います☺️



この記事を書きながら思ったこと…

そういえば、ブルネイ国際空港内(と周辺)の施設の情報も、旅行者の皆さんには入手しづらいな…ということ💡!
空港にはどんなお店やサービスがあるとか、やっぱり気になりますよね。

ここ5-6年の間に見違えるように綺麗になった空港。ぜひ近々記事にしま〜す💪


それでは、また〜
Sampai jumpa lagi!